プレウォールの住まいは、建物を柱と梁、壁パネルと一体床で支えます。柱・梁・筋かいなどで支える在来軸組工法や、枠材と面材で支えるツーバイフォー工法と比べ、圧倒的な強さを誇ります。
組立接合方法は、高精度の仕口組立をした後、補強として釘や耐震金物を多用しています。接着剤と釘、金物だけに頼るツーバイフォー工法や木質プレハブ工法に比べ、頑丈さが違います。
家にかかる力 水平荷重(地震・台風) 鉛直荷重
(家自体の重み・積雪など)
在来軸組工法 柱・筋かいで支える 柱・梁で支える
2×4工法 床・壁で支える 壁で支える
プレウォール工法 柱・床・壁パネルで支える 柱・梁・壁パネルで支える
(1) 在来軸組工法
間取りの構成は比較的自由に行えますが、外からの力に対して、柱や筋かい、梁だけで支える構造なので、部材が細い場合やバランスが悪い場合は、一ヵ所に大きな力が働き大きく変形する傾向があります。

(2) ツーバイフォー工法
外からの力に対して、壁や床面で支えるため、単位面積当たりの荷重が小さく、変形する量も大きくありません。しかし、面で支える構造のため、開口部や間取りなどの設計が制限されることがあります。

(3) プレウォール工法
柱・梁・壁でバランスよく外部からの力を支えます。間取りの構成、開口部の制限も最小限で済み、高い設計自由度を実現します。
プレウォールの強さは、公的機関などの実験でも証明されています。
富山林業技術センターの協力のもとに行った実験では、在来軸組工法の筋かいに比べて倍以上の強度があることが実証されました。
「太い梁と柱を使っているからウチは大丈夫・・・」と、骨組みの強さだけを過信していませんか?2階床面の強さが、耐震性能と大きな係わりがある・・・阪神大震災の経験からも、2階床の剛性が非常に重要だということが分かりました。
プレウォール・システムでは2階床面に厚さ28mmの構造用合板の使用を推奨。梁・柱・壁のチカラを100%引き出す剛床構造を提唱しています。
※建設省の「住宅の品質確保の促進等に関する法律」によると、一般的な「ころばし根太」の強さを「1」とした場合、当工法の構造は「3」の強さがあると定められています。
一般の木造住宅
プレウォールを使った木造
ころばし根太構造
梁の上に細い根太を渡し
その上に床面を取りつける。
根太の間隔ごとに針打ちする
点による接合。
剛床構造
住宅頑強な腰梁に直接
分厚い構造用合板をしっかり固定。
梁があるところ、すべてに釘打ちする
線による接合。
梁や床面に受けたチカラは
この細い根太や薄い合板の接合部に集中。
床面全体が一つのモノとしてチカラを発揮。
床面から先に変形し、建物全体の
バランスがくずれ、倒壊する可能性がある。
梁・柱・壁のチカラを100%引きだし、強度をアップ。
耐震性能が向上する。
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